仙台旅行観光時の天気と服装【1月2月冬】仙台の人は何着てる?雪降るの?
仙台に旅行や観光、帰省で訪れる皆さんに、気候と現地の人、今何着てるの?という服装情報をお届けします。一般的な温度感覚をもつ多数派の人、かなり暑がりな人、寒がり冷え性な人、にそれぞれ分けて実際の例を挙げてみます。
天気予報の気温を見ても、イマイチ何を着たら良さそうか想像できない…という方は参考にしてみて下さいね。
仙台の冬のイメージ
遠方の方は、「東北=日本海側の豪雪地帯」をイメージしたかもしれません。仙台は太平洋側。街中の積雪は、そこまでではありません。気候のイメージとしては、東京の「今日、すごい寒い日」と言う日が続く+「今日、雪降るかもしれないらしいよ!」という日の状態が数日加わった感じですね。
ただ、仙台市は広いため、作並・秋保などのエリアでは、様相が異なります。温泉が人気の山側のエリアでは、1月2月は雪景色、根雪に覆われる地域も多いです。何メートルの雪の壁レベルではありませんが、積雪や凍結の道路は、慣れていないと歩きにくく、運転しにくい面があります。宿のホームページに現在の状況をアップしているところもあります。参考にしながら服装、履物や行動を検討するといいですよ。
また、仙台から松島に足を伸ばす方もいることでしょう。海の側を歩いて散策する予定がある場合、風によって体感の寒さが強いことがあります。
仙台の1月の気候
気象庁の「平年値(1981~ 2010年の平均的な値)」「2019年の例」で1月・2月の気候を 見てみましょう。
1月は寒い!雪も
1月の平均的な気温
仙台の1月、平年値(1981~ 2010年の平均的な値)です。
- 日平均最高 5.3℃
- 日平均最低 -1.7 ℃
- 日平均 1.6℃
1月のとても気温が高かった日と、低かった日は?
2019年の記録で、とても気温が高かった日と気温が低かった日もチェックしてみましょう 。
- 最高 10.1℃
- 最低 -3.6℃
1月、雪については?
2019年の記録で見てみましょう。舞う日はあっても、積もる日は少ない感じですね。
- 大気の雪日数 21日
- 雪が積もった日 4日
- 最深 7cm
仙台の2月の気候
2月も、まだまだ寒い!!
2月の平均的な気温
仙台の2月、平年値(1981~ 2010年の平均的な値)です。
- 日平均最高 5.9℃
- 日平均最低 -1.5℃
- 日平均 2.0℃
2月のとても気温が高かった日と、低かった日は?
2019年の記録で、とても気温が高かった日と気温が低かった日もチェックしてみましょう 。
- 最高 16.8℃
- 最低 -3.4℃
2月、雪については?
2019年の記録で見てみましょう。
- 大気の雪日数 12日
- 雪が積もった日 0日
- 最深 0cm
平年値の気温は1月とそこまで差がないものの、天候を見るとじわじわと変化が感じられる月。後半は雪が舞う日も少なくなくなっていきます。
タイプ別、仙台の人が1月2月に着ている服装例
一般的な温度感覚をもつ多数派の仙台での服装
その日の天気、気温によって服装の調整が必要な時期です。天気予報をチェックしてマイナスの気温になって雪が舞う日と、よく晴れたわりと温かい日では防寒度合を変えましょう。
そこまで寒くない日は、肌着とは別に長袖インナーかカットソーなどを着用した上で、セーターや暖かいパーカー、厚手トップス、その上から冬コートor冬素材ジャケット仕様の人が多いですね。室内、車移動中心の方は、少し軽装。コートの代わりにニットカーデやトレンチ、インナーや薄手カーデなどで防寒しているであろうスーツのみの方も見かけます。
天気予報を見て、雪が降りマイナス気温になる日や、予報に関わらず外を長く歩く場合は、装備を要チェック。上記の長袖インナーを厚手にしたり、羽織れるカーデやパーカー類を1枚加えたり、トップスの素材を温かい物にしたりなどで対応することが多いです。
外出時は、手袋やマフラー、冬ストールも末端を守ってくれて便利です。
かなり暑がりな人の仙台での服装
暑がり、と言っても程度には個人差がありますね。雪がチラついていても素足に短パンレベルの服装で育ってきた人、暑がりの自覚のある東北・北海道在住または出身者、筋肉量の極めて多い人などの例です。
沖縄や九州にお住まいで、暑がりかなという方は、上記の一般的レベルと下記の暑がりの中間くらいの服装を検討しておきましょう。
仙台の超暑がりさんは、半袖か長袖の薄手トップスに、外に出る時は厚手過ぎないパーカーやジャケットを羽織ったり、ダウンベストといったスタイルで過ごしています。
仙台は建物内外の気温差が大きいです。暖房の効いた空間や、温かい物の飲食後、とたんに暑く感じることを想定して、室内外ともスウェット素材一丁で、というよりは薄手+外用重ね着の対応がおすすめです。
寒がり冷え性な人の仙台での服装
寒がりのレベルも様々ですが、眠る時も靴下が欠かせないような冷え性の人の例です。仙台の寒がり冷え性な人は、セーターの下に、ババシャツ、ジジシャツが必須です。厚さが3段階あるなら、この時期はMAX厚手です。ストッキングのような薄手素材ならば、2枚重ね技も。
セーターは、アクリルや綿素材でなく、毛やカシミアなどの素材が暖かさを保ちます。コートは、ダウンコートか中綿たっぷり入りが第一選択肢です。
温暖な気候にお住まいで、旅のためだけにモコモココートを買うのは…という場合は、普通の冬コートの中にダウンベストか極薄ダウンのようなものを忍ばせる戦法が調整しやすいですね。
ボトムがパンツなら、丈はフルです。寒がりさんは、8、9分丈でくるぶし出すなどの、ファッション誌の春を先取りスタイルは、凍えます。パンツの素材が薄手やひやっと感じるデニムの場合、中にタイツや、薄手スパッツを仕込むのも、アリです。女性でスカートの場合、タイツ、ストッキングは視界に入るMAXのデニールです。160デニール裏起毛、180デニールなども販売されていますよ。
寒がりさんが外を散策する予定なら、マフラー・手袋・帽子or耳あて、マスク等で末端もカバーしましょう。それでも寒い時用にホッカイロをいくつか持っておくと安心です。
特に関西以南からお越しの方で、冷え性の自覚がある人は、寒い思い出だけになってしまっては勿体ないので、防寒対策に力を入れて頂きたいところです。
寒さに負けず、仙台で楽しい想い出を
どこの地域でも言えることですが、天気は毎日変わります。天気予報も時々はずれます。体感も体調によって変わることもあります。実際行ってみたら「あれ、意外と寒くない」…あるいは「ちょっと!もっと寒いって言ってよ!」となる可能性はあります。
ですが、安心して下さい。滞在地が仙台街中で時間があるならば、ないものは買えます!始めから荷物を増やすのが嫌な方は、もし寒く感じたらここに行って買い足そう、というあたりをつけて調べておくと無駄なく動けます。
ショッピングしている時間はない、観光地に直行、という方は、寒がりさんへのおすすめアイテムも参考にしてみて下さい。ホッカイロや携帯できるコンパクトダウン、薄手インナーはさほどかさばらずに「寒いと感じた場合」に備えられますよ。
少しでも参考になれば幸いです。
仙台の冬を楽しんで下さいね。
※なお、この記事で想定しているのは日常の服装です。ボードやスキーでゲレンデ、雪山に行く場合は、装備が全く変わってきます。
ご家族でお越しの方は子ども赤ちゃんの仙台での冬の服装情報もチェックしてみて下さいね