仙台旅行観光時の天気と服装【3月4月春】仙台の人は何着てる?意外と雪が…
春先の気候は変わりやすいですね。服装もなかなか悩ましい時期です。コロコロ変わる温度差があると、体調を崩しがちです。仙台の3月、4月の気候と服装についてまとめてみます。
仙台の3月の気候
まずは、3月。3月は暦の上では春ですが、仙台の気温データで見ると、11月より寒い時期です。体感として「寒い日が寒い」「暖かい日が暖かい」という感じです。「えっ、雪!ダウンまだ必要かも!」という日と「冬コートなんて着てられない、トレンチも脱いじゃえ」という日が入り混じっています。
気象庁の「平年値(1981~ 2010年の平均的な値)」「2019年の例」で3月・4月の気候を 見てみましょう。
3月、春とは言っても、なかなかに寒い日が多い
3月の平均的な気温
仙台の3月、平年値(1981~ 2010年の平均的な値)です。
- 日平均最高 9.2℃
- 日平均最低 4.9 ℃
- 日平均 0.9℃
3月のとても気温が高かった日と、低かった日は?
2019年の記録で、とても気温が高かった日と気温が低かった日もチェックしてみましょう 。
- 最高 17.8 ℃
- 最低 -1.0℃
3月、雪については?
2019年の記録で見てみましょう。
- 大気の雪日数 10日
- 雪が積もった日 1日
- 最深 3cm
仙台の4月の気候
4月、上旬は予想外に寒い場合も。雪が舞う日があるかもしれません。中旬、下旬と日が進むに連れて徐々に春らしく暖かくなってはいきます。 昼夜寒暖差があるので、出歩く時間帯と手段で、コート類の必要・不要が変わってきます。
タイトルで驚かせてしまったかもしれませんが、4月後半、ゴールデンウイークあたりにお越しの方の場合は、さすがに雪の心配はいらないと思います。 実際の観測データをのぞいてみましょう。
4月少しずつ春…でも上旬は雪が降ることも!
4月の平均的な気温
仙台の4月、平年値(1981~ 2010年の平均的な値)です。
- 日平均最高 15.0℃
- 日平均最低 10.3℃
- 日平均 6.1℃
4月のとても気温が高かった日と、低かった日は?
2019年の記録で、とても気温が高かった日と気温が低かった日もチェックしてみましょう 。
- 最高 22.4℃
- 最低 -1.0℃
4月、雪については?
2019年の記録で見てみましょう。- 大気の雪日数 6日
- 雪が積もった日 3日
- 最深 5cm
2019年の場合、雪の日数は少ないものの、積もった日と深さが3月より増えるという結果に。例年そうだということではありませんが、4月も上旬は油断大敵、防寒注意です。
タイプ別、仙台の人が3月4月に着ている服装例
春先の仙台での服|一般的な温度感覚をもつ多数派
その日の気温によって服装を考えましょう。交通機関と室内の往復だけならばさほど意識しなくてよいのですが、外を歩く時間がある方は慎重にチェックしましょう。 「最高8℃に最低0℃、雪マークちらり」というような日は、冬仕様に近いほうがいいですね。冬の服装の記事も参考にしてみて下さい。
「最高15℃に最低8℃、晴れ」というような日は、アウターは着脱する前提で、軽い素材だと荷物の負担が減ります。
4月頭あたりまで、とても寒い日はコート着用者も見かけます。とはいえ、全体的には、トレンチ・ジャケットなどの春アウタースタイルの方が多いです。
コートの下に着脱できる、比較的暖かい素材のカーディガンや、パーカー、ライトダウンなどを仕込むのもよいですね。旅行の場合は厚手のアイテムをもつより、ライトダウンやダウンベストが軽くてコンパクトなのでおすすめです。
アウターについては、外出時間が朝晩なのか、日中のみなのかでも変わります。晴れた暖かい日の日中は「アウターなんて不要!!」と感じる気温になることもあります。
でも、朝夕は気温差があります。夜まで出かける予定なら持って歩いた方がよいかもしれません。
気温的に長袖は必須です。カットソーか、春ニットか、長袖インナーの重ね着が必要か?というあたりはその日の気温次第です。迷ったら脱ぎ着しやすいアイテムがおすすめです。
外歩き時間が長めの場合は、発熱機能素材のインナーを着ておいてもよさそうです。 パンツスタイルの方はロングボトム、スカートならストッキングやタイツ着用が多数派に見えます。アンクルパンツなど、足先を出すファッションは、外では風があたると寒いと思いますが、室内メインで車移動の場合は「気合い」でいけないわけではない、というところでしょうか。
「こんな感じの服装なら、寒くない、暑くない。」というアドバイスが困難な、ふり幅の大きい気候です。
春先の仙台での服|かなり暑がりな人
筋肉量の極めて多い人や「デパートの暖房が暑くて暑くて…」「コートって日本で必要?」というタイプのかなりの暑がりの人へのアドバイスです。
仙台の暑がりさんは、室内では、半袖Tシャツや長袖の薄手トップスあたりが多いです。まだ、大人が短パンだと周囲がざわつく季節です。ボトムは暑くない素材のロング丈のものや、くるぶし露出くらいにしておくと無難かもしれません。
女性の場合は、まとわりつかない、ふわっとした素材のスカートも使えますね。 外では、朝夕や、日中でも冬のような気温の日などは、厚手過ぎないパーカーやジャケット、ダウンベスト、ウィンドブレーカーなど、何かしら羽織ったり重ねたりするものはあった方がいいかと。
とても暖かい日の日中ならアウター不要な場合もあります。 冬編にも書きましたが、仙台では建物内外の気温差が大きいです。室内外とも同じスタイルでいける格好を、と考えるよりは薄手+外用重ね着で調整するのがおすすめです。
春先の仙台での服|寒がり冷え性な人
こちらは、かなりの冷え性の人へのアドバイスです。寒がりにとっては、雑誌に出てくるような春スタイルで過ごすのは、仙台の気温ではキツイです。
3月後半、4月になってくると街の人々のスタイルが春仕様に変化してきますね。体感に忠実に、というわけにもいかないものです。世間の季節感に合わせたい場合は、インナーや裏ワザで保温しつつ、調整しましょう。
寒がり冷え性な人にとっては、まだまだババシャツ・ジジシャツがいる気候です。3段階の厚さがあるなら、真冬にMAX厚手だったのを真ん中か、薄手に変えようかな、というくらいです。 暖かいセーターを着たい気温の日も多いです。冬っぽくなり過ぎない色や素材を上手に選びましょう。
スーツやオフィスカジュアルの場合は、カーディガンなどの調整アイテムは、暖かめ素材がおすすめです。
最低気温が10℃近い日ならば、寒がりさんも、カットソーやシャツに機能性インナーの組み合わせでも大丈夫かもしれません。
アウターは、感覚的にはダウンコートを着たい気温の日も多いと思います。が、2月と大差ない気温でも駅前の人間観察をすると、ダウンまで着込んでいる人は少数派です。寒がりさんが春コート、ジャケット、パーカー、ロングカーデなどのスタイルをする場合は、インナー用極薄ダウン・ダウンベストが便利です。
首元の冷えにマフラーをしたくなるところは春素材のストールを。何もないよりは冷え対策にいいと思います。手袋替わりに、オーバーサイズの袖長めのカーデを選んでおいて、引き延ばしてカバーするなどで、こっそり末端ガードができます。
暖かい地方からいらっしゃる寒がりさん、特に早朝や、夕方以降に出歩く時は、防寒を意識した服装で過ごしましょう。体調を崩してはもったいないです。
季節の変わり目も楽しんで
旅行でいらっしゃる方は、この記事を見ても「結局何を持って行こう」と悩まれているかもしれませんね。1枚で完成させるアイテムよりは、調整できる重ね着アイテムがおすすめです。
季節の変わり目、事前の準備で「暑い」「寒い」に振り回されずに仙台を楽しめますように。
温泉地以外に宿泊の方、街中の湯処情報はいかがでしょう?
4月後半のアラバキに参加される方もいますね。仙台だったかなー?と思って検索してこのページに来た方もいるかもしれません。
実は会場みちのく公園は川崎町で、仙台市ではありません。 みちのく公園で昼夜過ごすにあたって必要な装備は、仙台の街中の服装とはまた異なります。アラバキ参加用の気候と服装の記事を参考にしてみてください。
荒吐参加者はこの記事どうぞ