【中華そば嘉一】鶏一筋!仙台の鶏系ラーメン有名店。営業はランチのみ。駐車場情報も
中華そば嘉一は、鶏一筋。仙台の鶏系ラーメン代表店とも言える人気店。ラーメンランキング常連上位の店は、どんな味?近い駐車場は?メニュー情報も合わせてお届けします。
中華そば嘉一|お店の特徴
中華そば嘉一は、2009年に開店。行列が絶えない有名ラーメン店です。
特徴は、鶏のみでつくった純鶏スープ。また、2018年から、スープとの相性を追求した自家製麺になっています。コンセプトは「鶏の味で麺を食べる」。
中華そば嘉一|おでかけ情報・駐車場
- 住所 宮城県仙台市青葉区国分町3丁目8−12
- 時間 11:00~15:00 (L.O)
- 電話 022-265-5907
- 定休日 水曜・第3木曜
- 駐車場 なし 近隣コインパーキング豊富
- アクセス バス:県庁市役所前下車、徒歩3分 地下鉄:勾当台公園から約290m徒歩5分
近隣に駐車場が複数あります。一番近いのは、店舗正面向かって右手に隣接したヤマニ駐車場。訪問時の価格設定は、日中 40分200円 (最大1100円)。
道路はさんで斜め向かい側の三井のリパークも40分200円。
※2020年3月、現地の看板の価格より。価格は、変動する可能性がございます。
中華そば嘉一|行列情報
平日、土日とも行列ができます。訪問したのは、世間がコロナ対策モードで、少しずつ緊張感高まる3月頭の平日。飲食店は普段と違って人がいないかと思いきや、13:30過ぎにも関わらず、店内10人、外5人ほど、しっかり並んでいました。
※宮城県で感染者0だったタイミングです。このブログを目にするタイミングによっては、その時点の状況に即した判断をされてください。
店内は壁に添って並ぶスタイル。食べている人の真後ろで距離近め。ちょっぴり圧はあるかもしれませんが、期待感が高まります。
中華そば嘉一|お店の様子
落ち着いた、渋めの外観です。
頭上の看板は中華柄。目立とうとする感じはなく、そっと調和するような雰囲気。味で勝負している店です。
全席カウンター仕様です。L字型。
中華そば嘉一|メニューと注文方式
注文は、券売機方式です。
卓上に設置されていた基本の麺メニュー。
塩中華そば (塩)
鶏チャーシュー麺 醤油or塩
三陸わかめラーメン 醤油or塩
三陸わかめチャーシュー麺 醤油or塩
お得なランチセットがあります。
Bセット 鶏皮+白飯セット 親鳥の鶏皮は味わい深く他では食べらない自慢の一品。
Cセット あさりご飯セット あさりの旨味成分コハク酸は鶏のスープに相性抜群。特に塩味の中華そばによく合います。
ちなみに鶏皮は、お持ち帰りがあり、180グラム650円。
レポーターが頂いたメニュー&実食クチコミ
こちらは、塩中華そば。
スープは、底まで見える透明スープ。精錬された鶏出汁と脂にしっかりと塩がマッチしています。
麺は、太め縮れ硬め。モチモチ感が強い食感。鶏の脂のお陰か太麺でも、しっかりスープが絡みます。
自家製麺になる以前は、修行店の1つである龍上海(山形県の店)の麺を使用していたそうです。龍上海も行ったことがありますが、麺だけ見るとたしかに系統は近いですね。龍上海は、辛味噌がポイントでスープの特徴が異なるため、嘉一の「鶏!」が特徴なスープにより、フィットする食感・風味に調整したのだろうと考えられます。
鶏は固めの食感ですが、噛むほどぎゅっと旨味が出る感じ。低温調理しっとりやわらか系をイメージした人は驚くかもしれませんが、親鳥を味わうための状態です。メンマは細めでシャキシャキと甘い味。青ネギがほんのり風味を加えます。
醤油の鶏チャーシュー麺。
スープは、塩同様に、鶏と油の旨みが濃厚。醤油ですが、かなり透明感があります。最後まで熱いスープが飲めました。
麺は塩と同じで、太め縮れ硬め麺。鶏出汁の風味の強さと麺の主張がバランス良く調和しています。
鶏チャーシューはコリコリ固めの食感。他の具材はメンマ、青ネギで塩と共通。青ネギはスープに合い、甘くすら感じました。
Bセットのご飯と鶏皮。
スープを啜りながら食べると、進みます。
鶏の魅力を詰め込んだスープは、普段スープを飲まない派の人でも一口、また一口と飲まずにはいられない手の威力があると思います。
味変アイテム
シンプルにホワイトペッパーと七味です。
突き詰めて澄みわたる、記憶に残る鶏スープ
嘉一の中華そばは、余計なものをそぎ落とし、鶏の旨さを突き詰めた味。鶏だけ。組み合わせという技を使わず、素材と徹底的に向き合った一杯。
多様な味が溢れるラーメン戦国時代だからこそ、研ぎ澄まされたその味は、記憶に刻まれます。ふと思い出して無性に食べたくなる、鶏スープ…味覚の記憶に突き動かされた人々が、今日も列をつくっています。